今生きている世界から「お金」を考えてみる
便利な国・日本。
日本に長年住んでいると忘れがちですが、ここは本当に便利で安全な国です。
蛇口をひねれば、水が出る。
コンセントに挿せば、電気が通じる。
ガスも、通信も、初期設定するだけで、簡単に便利で快適な環境が手に入ります。
でもそれが発明される以前には、人は個々に獲得する努力をしていました。
井戸を掘って、水を汲んだり
薪を割って、火を灯したり
「生存」のための労力が、今よりもずっと比重高く、各人の生活にのしかかっていました。
そんな労働から解放された現代社会。
便利で快適な環境は、水道や電線などを発明してくれた人のおかげです。
さらに言えば、その発明家のアイデアを「社会のために使おう!」と考えて、町や村にインフラを張り巡らせることを決めて実行してくれた人のおかげで成り立っています。
「生活してるだけで1日が終わる」ような生活から解放されたのは、インフラが整備されたおかげです。技術の普及によって、余暇を楽しんだり、自分の本質や個性を活かして生きることができるようになりました。
水道やガスなどを「専門家に任せる体制」が社会の中で確立しているからこそ、私たちは水も電気も、まるで空気のように、日常に意識することなく、使っています。
しかし・・・「量産や分配」の技術は確立しているのに、一部の人しか使われず、人々はまだ解放されていないものがあります。それを獲得するために「1日が終わる」ような生活をしている人が殆どではないでしょうか・・・
それは・・・「お金」です。
なぜ金融は解放されないの?
「お金は、自己責任で使うもの。」これが現代社会の常識です。
お金を稼ぐのも、使うのも、すべて自己責任です。お金がなくては税金も払えず、とても不自由な生活を余儀なくされるのが現実です。
だから殆どの人は、「自分の個性や使命」よりも「給料のより高い仕事」を選択し、生活を犠牲にして、お金のために人生の大半を費やしています。そして手持ち資金ができたら株式投資などにお金を回し、その増減に気を取られ、自由になるはずが、さらにお金に縛られてしまう。本業に身が入らない。自分らしく生きられない。というスパイラルに入っている人も多いのではないでしょうか。
また、事業をするにしても、「収益を上げる」のが前提になるため、必要のないものを営業で売りつけたり、その営業を断るのに難儀したり、本当に面倒で意味のない社会活動が世界中で多発しています。また、コスパ勝負の廉価品が世界に溢れて、感性が育ちにくい社会環境になってしまっています。
しかし今や、金融工学が発達しています。更に「AI」が会社の業績を予測して投資判断し、確実にお金を増やしていく技術が確立している時代です。投資会社にお金を預けていれば、増減の幅はあるものの、資産は増えるのが資本主義社会です。(AIに投資判断を任せたら、あまりにも堅実過ぎて利益が少ないため、人間が手出ししているという話は聞いています)
「水の源泉」のような「お金の源泉」は既に発明されているのに、なぜこれが社会インフラに昇華されないのでしょうか?水のように「蛇口をひねればお金が出る」くらいに気軽に使える環境こそが、「尊厳社会」「個性的で生きがいのある社会」に必要なインフラ整備だと考えるのは、私だけでしょうか?
いえ、私だけではありません。「ベーシックインカム」というものを考える人がいる位ですから、「いつも、お金を意識しなくてはならない生活」に意味がないと考える人は、少数派であっても確実に世界中に存在するものと思われます。何かに「意識を向ける」のは、それなりにエネルギーを消費します。すると自分のパワーがそこに流れるのですから、本業に注ぐパワーが削がれるということにもなるのです。
持続可能な「お金の蛇口」を考えてみる。
よく聞く例として「IPOした社長が、いきなり巨額の資金を得て、豪遊したあと、廃人になる」という話があります。お金があっても目的がなければ、浪費の末に、何のために生きているのか分からなくなって、廃人になるだけ。お金で買えるものだけで人生を満たそうとしても、幸福にはなれない。ということですね。(幸福だと思い込もうとすることはできます。)
また、宝くじで高額当選した人に渡されるハンドブックがある、とも聞きます。お金があるが故に、不幸になってしまう人が多いことを物語っています。一度浪費の癖がつくと、そこから抜け出すのは大変です。
「お金」は「エネルギー」です。「何か」と交換するために使えるパワーです。交換しないのに入ってくるお金は、素通りしてしまうのが「自然の摂理」です。
人間の本質は「創造性」であり、「創造性の発揮」が「豊かさの流入」を招く根源となります。「等価交換」は宇宙の秩序として有名な法則です。創造性を発揮しないのに入ってくるお金は、不均衡を生み、不幸を引き寄せる種になっている可能性もあります。
このように考えてくると、「お金の蛇口」をインフラ整備できた場合、必要なのは、使う人の「意識」ではないでしょうか。「エゴの自覚(EGO)」と「エコ意識(ECO)」が必要ではないかと考えます。
その使い道は、何のため?(EGO)
無駄遣いしてない?(ECO)
このような「意識的に選択できる人」が社会に増えた時、「意識しなくてもお金を気軽に使える世界」が実現するのではないかな、と私は推測しています。
エルモット村が考える循環
ベーシックインカムがいつ日本に導入されるのかはわかりませんが、指を咥えて待っている訳にはいきません。人生の長さには限りがあります。
水道の専門家がいるからこそ、水をいつでも気軽に使える。
こう考えると、「お金の専門家がいるからこそ、誰もがお金を気軽に使える。」と言える環境整備が先決だと気づきました。
とはいえ、私には、金融商品の知識は皆無です。
しかし、金融商品の源泉となる、会社運営の「経営知識」は、ある程度、勉強しました。
そこで、エルモット流の生活環境を構築するための事業を考えてみました。
今の日本は「インバウンド」の流れに乗ることが、かなり確実な収益源となります。また世界的に「AI」ブームですので、この流れにも乗っていきたいと考えています。さらに、西洋的な「知性」の教育とは対照的な「感性」さらに「第六感」を育む環境が、全ての人類に必要なのではないかと考えており、そのエッセンス「和文化体験」の提供が「時代の要請」であると捉えています。
また、自分の才能を磨くためには、失敗を恐れずチャレンジできる環境が必要です。失敗なくして成長はありません。しかし給料をもらいながら失敗が許される企業は、この余裕のない時代には少数となってきています。エルモット村は、未知に向かって挑戦できる環境を作りたい。失敗しても生命が脅かされない風土を作りたい。失敗が許される環境やその範囲についても考えてみました。
25分の長編動画ですが、もしよろしければご覧ください♪
時代の転換期に
「ガイアの法則」という言葉をご存知ですか?
「地上での文明の拠点が、800年周期で、経緯22.5度づつスピン移動する」という論考で、千賀一生さんという方が著書を出されています。(脅威のロングセラーだそうです)
地球の文明の中心地が、周期的に移動しているという話みたいですね。
シュメール45°→インダス67.5°→メソポタミア45°→ガンジス90°→ギリシャ22.5°→唐112.5°→ロンドン0°→淡路島135°
ということで、ロンドンを中心とする金融の時代が終わり、21世紀に入る頃から日本が地球文明の中心になっているそうです。
真偽のほどは、私には分かりませんが、アングロサクソンの時代が終わって、日本流「三方良し」の時代が世界に広がればいいなと、心から願います。
「昔の人は、自分で水を汲みに行ってたんだって!」と語られるように、「昔の人は、自力でお金を稼いでいたんだって!」と言われる時代が来ますように・・・
そして、生産性の有無に関係なく「魂が求める体験」を誰もが追求できる時代になりますように・・・
ぜひ、エルモット村のアプリを使ったり、お店を訪問したりして、村の活動を応援してもらいたく願っています。その行動は、ユーザーの皆様の利益にも直結しているのですから。
今はまだ「お金」が社会の中心にあります。しかしこの先、人が精神性を高め、感情をコントロールでき、素粒子のバイブレーションを操る力を身に付けた先には、人間はお金を介さず、直接さまざまなものを創造できる「五次元の生命体」へと進化していることでしょう。お金は、過渡期を過ぎるまでは必要な道具だと捉えています。
エルモット村の事業は、それ自体が、地球の五次元への推進力になると確信しています。ぜひ皆様の応援・ご協力を、どうぞよろしくお願いします。